理学療法士は分析してリハビリテーションを行う
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理学療法士のリハビリ
理学療法を行う上で、欠かせないのが分析です。この分析ができるかどうかで、その後のリハビリの効果が変わってきますから、理学療法士にとってこの見極めは重要なものとなります。この分析は、患者の動きを観察し、その基本動作が健常者とどのように違うのかを見つけるものです。そして、何故そのような違いができるのかを問題点として考えていくのです。 こういった分析はどのような過程を経て行っていくのでしょう。まずはその動作の実用性を明らかにしていきます。この場合の実用性とは、動作の安定性、安全性、またその遂行時間や耐久性といったもの、そして社会的に容認されるかどうかという点です。そしてその上で、その動作から問題の原因を予測していくのです。具体的には間接可動域制限、筋力低下、感覚障害などがあります。こうした分析結果を受け、患者の障害の原因である機能障害を特定していくのです。 この分析のポイントとしては、動作の手順や動作時における姿勢、そして上肢と下肢の動きとバランスなどがあります。シャツを着るときの動作、そしてその動作をどのような姿勢で行うのか、また、その時の上肢と下肢の動きを見るのです。こうした分析を行い、効率的なリハビリを行うのが理学療法士なのです。
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